
あんこは砂糖をたっぷり使っているから太る、健康に悪いというイメージを覆す、砂糖なしでも美味しいあんこを紹介します。
砂糖なしでも甘いなら、食べてみたいと思いませんか?
米麹を使った発酵あんこ
甘酒ならぬ、甘あずきといったところでしょうか。麹の自然な甘さが楽しめるあんこです。
<材料>
- あずき 100g
- 米麹 100g
- 水 300ml
- 下茹でのための水 適宜
- 発酵させるための炊飯器
<作り方>
- あずきの下ゆでをします。鍋にあずきを入れて、あずきがかぶる程度に水を入れて中火にかけます。
- 沸騰したら弱火にして5分煮て、ざるにあげます。
- あずきを鍋に戻して、水を加えてやわらかくなるまで弱火で1時間ほど煮ます。焦げそうになる時には、適宜水を足してください。
- 火を止めて、あずきを少し冷まします。60度程度までに温度を下げてください。
- 炊飯器にあずきと米麹を入れて、濡れ布巾をかぶせます。(乾燥させないため)
- 保温モードにして8時間おきます。たまにスプーンでかき混ぜます。
発酵させるときには、炊飯器の蓋を閉めないことが重要です。
蓋を閉めると温度が上がりすぎて、麹菌がうまく働かず、甘みが引き出せなくなってしまいます。
冷蔵だと2〜3日しか持ちませんが、冷凍すれば1ヶ月は保存が可能です。
ドライフルーツを使った砂糖なしあんこ

ドライフルーツ、確かに甘い。この甘さとあずきが組み合わされば、十分甘くなる。
<材料>
- あずき 100g
- デーツ(またはレーズン) 100g
- 水 2カップ
- 塩 少々
<作り方>
- あずきの下ゆでをします。鍋にあずきを入れて、あずきがかぶる程度に水を入れて中火にかけます。
- 沸騰したら弱火にして5分煮て、ざるにあげます。
- あずきを鍋に戻して、水を加えてやわらかくなるまで弱火で1時間ほど煮ます。焦げそうになる時には、適宜水を足してください。
- あずきが柔らかくなったところで、粗みじんに切ったドライフルーツ、塩を加えます。
- 水分を飛ばすようにして煮詰めて出来上がり。
ドライフルーツが水分を吸うので、水はやや多めに入れてもいいかもしれません。
和の食材なら、干し柿も使えます。
こちらも、冷蔵なら数日、冷凍なら1ヶ月ほど持ちます。
バナナあんこ

バナナの甘みで、和風のような、洋風のようなあんこの出来上がり。
<材料>
- あずき 100g
- 水 2カップ
- 完熟バナナ 2本
- 塩 少々
<作り方>
- あずきの下ゆでをします。鍋にあずきを入れて、あずきがかぶる程度に水を入れて中火にかけます
- 沸騰したら弱火にして5分煮て、ざるにあげます。
- あずきを鍋に戻して、水を加えてやわらかくなるまで弱火で1時間ほど煮ます。焦げそうになる時には、適宜水を足してください。
- バナナを潰します。
- あずきが柔らかくなったら、バナナと塩を加えて、あずきを潰しながら煮詰めて完成です。
バナナの量は、甘みによって加減してください。足りないなと思ったら、3本にしてもOKです。
りんごあんこ

りんごを入れても作れるなんて。
<材料>
- あずき 100g
- 水 2カップ
- りんご 1個(すりおろす)
- 塩 少々
<作り方>
- あずきの下ゆでをします。鍋にあずきを入れて、あずきがかぶる程度に水を入れて中火にかけます
- 沸騰したら弱火にして5分煮て、ざるにあげます。
- あずきを鍋に戻して、水を加えてやわらかくなるまで弱火で1時間ほど煮ます。焦げそうになる時には、適宜水を足してください。
- あずきが柔らかくなったら、すりおろしたりんごと塩を加えて、あずきを潰しながら煮詰めて完成です。
もし、りんごをすりおろすのが面倒なときには、薄いいちょう切りか、さいの目切りにしてください。
あずきを煮ている途中でりんごを加えて、崩しながら煮ていきます。
りんごの種類は何でもいいですが、できれば甘みの強いものを。おかし作りですと紅玉などを使いますけど、砂糖の代わりにしたいので、フジとかジョナゴールドがいいです。